こんにちは!りんご(Instagram @lingo1003020)です。
あんこ「どうも。3歳のときにこの家に引き取られてきたあんこです」
もなか「もなも、あんこと一緒にきましたもなよ~。この家族をお世話してもう9年になるもなね」
結論から申し上げると彼ら2匹は「成猫でも懐いた」成功例。
なんせ、大らか。
保健所から子猫時代に引き出され、最初の飼い主さんに3年間可愛がってもらった人間大好き猫ズ。
なので、我が家に来てからも懐かないなんて問題はまーーーったくありませんでした。
しかし、我が家にはもうお一方、手ごわい女子がいます。
なつめ「こっち見んな」
…こちらは懐かなかった失敗例。
そんな2パターンの猫らと同居するわたくし、りんごが、成猫が懐かない原因と対策をご紹介していきます!
もくじ
成猫が懐かない原因とは?
一般的には、成猫が懐かない原因として挙げられるのは
*エサ、水、清潔なトイレといったお世話を怠ったため
*人と一緒にいる時間が短すぎたため
*騒がしい環境だったため(大声を出す人がいる、せかせかと予測できない動きをする人がいる)
*その家の匂いが気に入らないため(犬ほどではないけれども)
と言われています。
当時我が家には子どももおらず、家を長くあけることもありませんでした。
それでも、なつめは人慣れ失敗してしまいました^^;(まあそんなに慣らす努力もしなかったのですが)
具体的にその原因をお伝えします。
我が家の場合の懐かなかった原因1:猫の気質
もう、これを言っちゃおしまいなんですけど、結局ここに行きつきます。
気質、というか、「人とまったく暮らしたことがないまま成猫になってしまった猫。とくにメスは難しい」。
獣医さんもおっしゃってましたが、こういう女子を変えることは非常に困難なのだそうです。
なつめは、3歳くらいまで外で暮らしていたそうです。
そこを不本意にも捕獲檻でとらえられ、不妊化手術をされ、シェルターに送還されたという根っからのアウトドア生活者。
こういうタイプで、人に飼われるようになったからといって懐くようになったメスっていうのは聞いたことありません^^;
(ボランティアで猫シェルターにも行きますが、元外生活者の男子は寄ってくるけれど、女子はエサは食べるけれど触れる子…いません!)
一方で、オスは手術と人との暮らしで結構「人間大好き」に変わります。
オスの方がワンチャンあり、です。
わたしの実家で一緒に暮らしたことのある猫たちは、年齢不詳の成猫でした。
喧嘩の声がうるさくて、スプレーの臭いにも困っていたので、みんな去勢手術したのですが、手術してからは家にいる時間が長くなり、そのまま「懐きまくりの甘え猫」として過ごしてました。
我が家の場合の懐かない原因2:焦って構いすぎた
いまだにオットから言われるのですが、「りんごさんがなつめのところ、触ろうとして追い詰めたじゃん。あれがいまだにトラウマなんだよ」とのこと。
はい、その通りです。
猫は一度嫌なことをされると忘れません!
その一度、いやなことをわたしが!しました!!
なつめと同居を始めて1年くらいしたときでしょうか。
もういいだろうと、なつめを部屋に閉じ込めて、触ろうと追いかけてしまったことがあったのです。
「一度さわられて、心地よさを覚えれば寄ってくるのでは?荒治療だ!!」と。
…見事、惨敗。どころか、なつめからの一生の不信を得るという真逆の結果になりました。
その証拠に、オットが階下にいるときには下に行くなつめですが、わたしが下に行っても来ることはありませんでした^^;
我が家の場合の懐かない原因3:猫たち同士で仲が良すぎた
もしも、なつめが我が家に唯一の猫として同居スタートしてたら変わっていたかもしれません。
けれども、なつめが来たのは、あんもなの後。
あんもなとさえうまくいってれば、人間なんていてもいなくてもいいんです。
遊び相手も、あんもな。
ごはんをわけてくれる友も、あんもな。というふうに。
人間ナシの暮らしが成立してしまうんですね。
まあ、これはこれで、いいんですけどね。猫らがしあわせなんだから。
人に懐くようにするためには
なんといっても、ちゅーるなどの「おいしいもの」が最強です。
ちゅーる、強い!
懐かせたい猫にだけ特別にあげる、というのがポイント。
日中のあんもなが2階で寝ているときにそっと、ちゅーるを出してみる。
すると、なつめだけが来て食べる。
…そんなことを1週間ほど繰り返したころでしょうか。
日中、わたしがキッチンにいると、なつめが期待した目でこっちを見ているじゃないですか!
そして、下に降りてきてくれるようになりました。
気づくと足元にいる、なんてことも増えてきました。
相変わらず触らせてはくれませんが^^;
ちなみに、これ、オットもわたしがいないときにこっそりやってたことがあるようです。
それでオットにだけすり寄っていくようになったのだな~と思うと、俄然こちらも対抗心が燃えてきます。そちらが早くなつめを懐かせるかバトル(笑)
おもちゃを見せる・慣れたら動かして遊ぶのは?
「おもちゃで遊んであげるといい」とも言われてますが、なつめの場合はおもちゃすら警戒して逃げてしまいました。
なので、猫じゃらしなどを放ったらかしにしておいてあげると、一人でじゃれていることも( ´艸`)
それに慣れたら、遠くからそっと動かしてあげると、たま~にじゃれます。
でもやっぱりはっと我に帰り、隠れてしまうことが多いです。
なので、おもちゃで遊んであげるというのは子猫や好奇心の強い成猫ならいざしらず、警戒心の強いメスの成猫にはあまり有効でないようです。
カシャカシャぶんぶんの魅力にはなつめも崩落しそうになってました(笑)
一概に「成猫は懐かない」とは言えないけれどどうやっても懐かない猫もいる
我が家の場合、わたしが猫飼い歴20年以上だったため、「懐いてもいいし、懐かなくてもまあいいよ」というスタンスのため、なつめという手ごわい女子を家に迎えることにしました。
「なので、懐かなくて当たり前。ちょっとでも人を怖がらなくなったらそれでよし」のスタンスのまま早5年。
やっぱりなつめは、さほど懐きません(笑)
が、それがわたしたちにとってストレスにはなっておらず、たまになつめが通り過ぎるのを見ては癒されてます。
そしてたまに鳴き声を聞かせてくれます。成猫が鳴き声を出すのは、心を許した相手の証拠なのだとか。
なつめは「にゃー」ではなく「ぴ、ぴ、ぴ…」という小鳥のような声なのです!
「犬よりデカいビッグ兄弟と、野性味ある鳥のような鳴き声をもつ猫が縦横無尽に歩き回る家」なんて、世界どこを探してもない最高の空間じゃないですか!?
「成猫になるまで人と暮らしたことがない女子」は、我が家のなつめのように何年たっても懐かない可能性があります。なので、猫が懐かないことがストレスになってしまう方にはおすすめできません。
が、成猫でもボランティアさんのおかげで、あるいは猫ちゃんの生まれ持った気質により人に懐く子はたくさんいます。(わたしの体感ですが、男子は去勢手術をしてちゃんとごはんをあげていれば懐かない子はいないです)
「成猫だから懐かないのでは?」と思って成猫を迎えることをあきらめてしまうのはあまりにもったいない!
成猫は、モノを壊すことが少ない・お留守番をさせやすい・性格や病歴がわかってるのでケアしやすいなど子猫にはない魅力がたくさんあります。
子猫、成猫とも飼ったことがありますが、わたしは断然手のかからないちょっと人間味ある成猫が大好きです。
ぜひ、成猫を迎えることを前向きに考えていただきたいと思います。
この記事がどなたかの、そして飼い主を待っている猫たちのお役に立てたらうれしいです。
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