子どもの付き添い入院に必要なものたち

こんにちは!りんご(Instagram @lingo1003020)です。

先日はちょっと大変な1週間でした。

うちの2才のおたいこ、入院していました💦
ヒトメタニューモというウイルスから咳をこじらせ肺炎になったのです。
といってもごく軽い肺炎だったのでほんの2泊3日で終了しました。

大げさかなと思ったけれど救急車を呼び、食事ができないため入院させていただいて治療に専念できたため、とても早く回復しました。感謝しかありません!

たった2泊3日でしたが、入院の付き添いは色々大変でした。
そんな体験記をまとめましたので、これから付き添い入院があるかもという方の参考になれば幸いです。

<大前提:救急搬送される場合は入院の可能性も考えて、用意してから救急車に乗ることをおすすめします!>

付き添い入院って?

子どもが小さくてお世話が必要な場合、付き添い入院を任意あるいは必須としている病院がほとんどだそうです。
今回うちのおたいこがお世話になったのは保護者の付き添いが必要な病院でした。
ということで、有無を言わさずわたしが付き添うことになりました。

大変だった点

■病室から出られない

ちなみに、ウイルス感染からの入院のため、おたいこが病室外に出ることは禁止でしたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
子ども病棟にはプレイルームもありますが、そこに行くこともだめ。
多目的ルームも、売店に行くこともだめ!…辛いです。

わたしのみは外出OKだったので、おたいこの昼寝中に10分くらい外に出て気分転換してました。
ほんの10分でもリフレッシュできたので、この時間すらないおたいこ、かわいそうでした…。

■付き添いの交代は原則NG

わたしたちが入院したのは2024年4月のコロナがあけたときだったので、「交代は基本的にNG。どうしてもというときのみにしてください」というちょっと緩いものでした。
しかも、今回は2泊の入院だったので付き添い交代の必要もなくわたしが一人で担当しましたが、まあなんとかなりました。
もしも1週間2週間となっていたら祖父母に半日だけでも交代してもらおうと思ってました。
仕事があるし、ずっと子どもと2人で24時間×1~2週間というのは気持ちの余裕がなくなりそうですし💦

また、面会についてですが、わたしたちのお世話になった病院は「家族のみ10分程度ならOK」でした。

付き添い入院してみて

・物理的な大変さと精神的な疲れは想像以上!

まず、急な入院だったのでモノがない!
半日でしたが、タオルもなく着替えもない状態でお風呂(シャワー)もないので汗をかいた日に入浴できずお風呂に入れなかったのが気持ち悪かったし疲れが取れない!

子ども=おたいこが一番大変なのはわかってます。
けれども、子を見守るために昼寝の時間しか売店にも行けません。そして、自分の唯一の時間はそれだけ!
親が寝るのは子どもと同じベッドの上なので、寝ているときもずーっと一緒です。

売店で買ってくる保存のきく軽食や飲み物が、売店に買いに行くという行為そのものが癒しでした。
でも、買い物していても「これ、おたいこも一緒に食べられるかな?こっちの方が喜ぶかな?」なんて考えちゃうんですよね。

おたいこ、入院した当日は泣き疲れてぐっすり眠りましたが、2日目は点滴が嫌だと泣いて30分ごとに夜泣き…気が狂いそうでした💦
点滴、大人だっていやですもんね。

2日目の方が慣れるかと思ったら、「点滴が嫌」という気持ちが強くなっていき、機嫌がどんどん悪くなってました…。”どんどん”が倍じゃなく二乗になっていくイメージ。
ストレスが雪だるま式にふくらんでいく感じ…想像いただけるでしょうか…。

付き添い者の食事が不規則かつお金がかかりがち

お世話になった病院では付き添い者への食事提供も有料でしてくださいました!
そのため、温かい食事が1回550円で食べられました。

けれども、おたいこが毎食半分くらい残すのでそれをわたしが食べていたら付き添い者用の食事がなくてもいいかなーと思うようになり、結局食事をいただいたのは1回のみでした。

結構残るんです!

わたしの食事のタイミングですが、おたいこの食事と同時にはできないので、遊びに集中しているときにさっと10分くらいで食べたり、片手で食べられるものがメインになったり…
正直食事を楽しむ余裕はありませんでした💦
繰り返しになりますが、これが2泊3日だったからよかったものの、1週間以上になってたら辛くなっていたとおもいます。。。

・金銭的にも大変?

今回お世話になった病院は、子ども病棟は全室個室。
個室料金として一晩で5,500円かかるので、今回の場合は11,000円がかかりました。

けれども有難いことに子どもの入院は福祉医療費受給者証の保険内とのこと。
個室料も受給者証でカバーしていただけました!
そのため、実際に病院にお支払いしたのは3,000円弱だけというありがたい結果に。

このほかに、パジャマをお借りしたので後日病院と連携しているクリーニング会社さんから請求が届くとのことですが、1日の使用料は500円もかからなかったので負担というほどではありませんでした。

【ひとこと】
その後、1日入院したら5,000円~6,000円が無条件で支払われる保険があることを知りました!
付き添い者の食事や、仕事をお休みした場合の補填に使えるので、こういった保険はありがたいものだと思いました。

付き添い入院に必要なもの・あってよかったもの

今回、わたしたちは救急車で運ばれていきました。
まさか入院になるとは思ってなかったので着替えもないし、洗面用具もないという着の身着のままで出てきてしまってました。

子どもの歯ブラシもないしタオルもオムツもなく、売店ももう閉まるという状態。
救急室の外でオットが待っていたので、どうしても明日まで待てないもの、つまり夕飯と歯ブラシだけ買ってきてもらいました。
待機してくれる&買い物に行ける人という存在、ホントに大事です!

そして翌日、持ってきてもらったのはこちら。

【付き添い者(親)に必要なもの】
①スリッパ
②パジャマ
③シャンプー・石鹸・化粧水など洗面道具
④下着2セットくらい
⑤バスタオル・フェイスタオル1枚ずつ
⑥ティッシュ1箱
⑦キシリトールガム・紙パックの飲料・カロリーメイトやランチパックなどの常温保存のきくお菓子(軽食)
⑧ボールペン
⑨紙コップ
⑩スマホ充電器
⑪着替え2日分くらい
⑫現金1万円ほど
⑬パソコン ※
⑭ipad,ペンシル

①スリッパ:使い捨てでもいいのであるととても便利です!
ちょっとでもテンションをあげたくて、ディズニーホテルでもらったものを家族に持ってきてもらいました。

②パジャマと④⑪着替えなど:病院内は暑いくらいだったのですが、寝るときには腕が冷えるため、長袖長ズボンのパジャマをもってきてもらいました。
そして、持ってきてよかったものは普段から愛用している綿100のシルクふぁみりぃさんの靴下です!
暖かい病院でも足元は冷えるので、履きなれた快適な靴下は必須です✨


⑦食事の補助になるような食べ物やし好品:食事をきちんととっていてもおやつが欲しくなる!
わたしはおやつをおいしくするための食事している人間なので、こういうし好品は欠かせないものでした。
もちろん、子ども用にもゼリー飲料や粉ミルクを用意してスキマ時間にあげて、一緒におやつタイムを楽しんでいました。

あと、病院食で出たふりかけのようなちょっと楽しいものは取っておいて後に使ったりもしました(笑)

⑨紙コップ:病院にお伝えすれば、紙コップはくださるようです。
うちでは親の虫歯菌が子どもにうつらないよう気をつけていて食器は分けています。
ちょっと子どもとご飯を分けたいとき、ジュースを分けたいとき、それから歯磨きのときにも役立ちました。

⑫現金:病室は個室だったのですが、なんと冷蔵庫もテレビにもカードが必要でした(笑)
なので、リビングルームにある自販機でカードを購入してこないとならず、その自販機、電子マネーもクレジットカードも使えない近代まれにみる「現金オンリー」の自販機だったのです💦
現金持ち合わせがあまりなかったので、急遽1万円をもってきてもらいました。
(結局テレビカード1000円分で3日分の冷蔵庫代も、テレビをちらっと見る時間も得られたのでそんなにかからなかったのですが!)

⑭パソコン:実際には開く間もありませんでした。
その代わりipadは親子ともどもお世話になりました!
大人も子どもも、いつも見ている動画があるだけでリラックスできます。

【子ども用に必要なもの】
★保険証・受給者証・母子手帳・お薬手帳
(医療機関にかかるときのセット。これは救急車に乗る前に持っていきました)
①オムツ(1日5枚ほど×日数分)
②歯ブラシ
③おもちゃ・絵本
④ストローマグ

⑤子ども用食器
⑥食材用ハサミ

⑦おやつ・フォローアップミルク(お湯は病院でもらえます)
⑧ふかふかのタオル

子ども用パジャマ・肌着は、点滴がしやすいものを有料でレンタルしたので不要でした。

急な入院となりその日の夜~翌日の物資到着まではなかなか大変でしたが、それでも、少ない2個のおもちゃだけでやりくりして楽しんでくれたおたいこ、頑張りました(涙)

病院備え付けのラックと、手持ちのぬいぐるみ2個で楽しく遊んでくれて!

やっぱり、毎日一緒にいたおもちゃ、彼の場合は車の効果は抜群で、入院2日目に車たちを見たときのおたいこの目の輝きは過去一番といっても過言ではなかったです!
おもちゃの車たちが彼のすべてだもんね。
それだけおもちゃって大事で、精神的な支えになってくれるものなのですね。

⑤⑥の子ども食器:救急車で運ばれていく前に、母(看護師をしていたので救急車に慣れてる^^;)より「オムツや外食用食器などの外出の用意を持っていくように」と言われていて、ぼーぜんとしつつもいつもの病院受診グッズと外出バッグをそのまま持ってきました。
そのなかに子ども食器があり、これが入院した当日から活躍しました!

さらに、わたしはいつでも歯磨きできるように自分の歯ブラシを持ち歩いてます。
そして、万が一に備えてオムツをいつでもバッグに入れていたこと、そして、万が一に備えてのおもちゃ(チェーンつきぬいぐるみ2個)をバッグにつけていたので、それらには非常に助けられました!

これからも万が一のことを考えて、いつも携帯していたいと思います。(入院なんて大事にならなくても、普段からオムツ1枚、おもちゃ一つあるだけで外出の安心度もUPします🆙)

⑧ふかふかのタオル:2日目の夜泣きをしていたときにタオルを顔まわりにおいたらすっと落ち着きました。ふかふかしたものってやっぱり癒しになるようです。

病室を整理整頓をして心地よい空間づくり

初日は片付けの余裕もなく、着てきたものやバッグなどでごちゃついていました。

けれども、ごちゃついた空間は物事を考える邪魔になるし、忘れ物なくしモノをしがち。

そのため、モノが充足してからはきちんと事務スペース、食事スペース、着替えなどのもちものスペースと場所を分けることにしました。

こちらは事務スペース。
毎日の体温記入や食事・排泄の記録など事務仕事は結構多いです。
それから、入院に当たっての提出書類なども書かなければならず、ボールペンをよく使いました。

こちらが食事スペース。
最初はベッドで食事をしていましたが、こぼす!
汚れる!ということで、ソファとローテーブル席を食事スペースとしました。

点滴をつけての食事のため、親も子も大変でしたが、いかんせん感染防止のため病室から出られない状態。
食事の場所を変えるだけでも少し気分転換になりました。

洗面台やシャワースペースもカスタマイズして使いやすく、そしてお気に入りのミニーちゃんのスパバッグでデコレーション?しました。

入院中、とくに一つの空間に缶詰になったときこそ、なげやりになるか、少しでも心地よくするかで快適度が数段変わってくるなと思いました。

無人島に漂流したロビンソン・クルーソーは極限でもカレンダーをつくって暮らしていたというエピソードがありますね。それと一緒です。(例えがわかりにくい?笑)
仮の住まいだから、人目がないからといって適当に過ごすよりも、こまごまとした雑事をきちんとすると気持ちが落ち着く効果もあるものだと思います( ´艸`)

まとめ

今回はたった2日間の入院でしたが、救急搬送からのモノがない状態からの入院ということで色々大変なところはありました。

次回こんなことにならないといいのですが、万が一を考えて備忘録兼反省として、そして今後お子さんやご家族様の付き添い入院をされる方のためにお役に立てたらと思い、記事にしました。

ちなみに、あんもなーずはわたしたちが不在の間はオットが面倒を見てくれてました。
トイレ掃除が甘かったせいか、若干2人とも不機嫌そうです(笑)

あんこ「りんごちゃんみたいに砂をかいて掃除してほしいワケよオ~」
もなか「もなの歯肉炎の薬、付け忘れてたもなよ~」

まあ、仕事して猫らの世話を完璧にするのは大変ですからねえ💦
ということで、2人には退院後大サービスしてあげました。(ちゅーるあげて一緒に寝ただけですが!ああ、人に比べてなんて猫ってラクなんだ!)

それにしても、病院の先生も看護師さんもやさしくて子どもにしっかり語り掛けてくださってわたしも安心しました。そして救急隊の皆様も子どもが怖がらないように接しつつ迅速で、とにかく感謝のしようがありません。
本当にお世話になりました。

そして、ここまでお読みいただいた皆様、ありがとうございました(。・ω・。)ノ♡

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