こんにちは!りんご(Instagram @lingo1003020)です。

先日、長野県千曲市の猫ボランティア団体NPO法人千曲ねこの会による講演会に参加してきました。といっても、もう2月のことなのですが💦

毎年この時期になると、ねこの会では講演会をしていて、不妊化手術専門の獣医師さんのお話が聞けるのでとても興味深いのです。

今回、まず最初に市議会委議員であり「福祉環境常任委員会」の議員さんからのご挨拶がありました。

「福祉?なんで?猫のことだから環境問題とかじゃないのかな??」

…そう思ってたのですが、獣医師松木先生のお話の講演の中に答えがありました。

多頭飼育崩壊は自己責任?

ちょっと見づらいのですが、このスライドです。

多頭飼育崩壊って、「飼い方が悪いんじゃないか!なんで手術しないんだよ!」と怒り心頭の気持ちで見てました。
でも、「猫が増えないように不妊化手術して、室内できちんと飼おう」と思えるって、実は教育や経済など条件が整っていないと難しいことなのだそう。

また、その基礎はあったとしても、それ以上に解決しなければいけない問題…たとえば孤立やDV、介護などの問題を抱えていると、どうしても猫は後回しになってしまい、結果多頭飼育崩壊が起こってしまうのだとか。

わたしは、このお話を聞いて初めて「多頭飼育崩壊になるかならないかは紙一重だったのか」ということに気づきました。
自分がそうならない保証はない、ともいえます💦

「多頭飼育崩壊は自己責任じゃん」で片づけることは簡単ですが、そうじゃなく背景を見て社会問題として取り扱う=まさに「福祉」なんですね。

多頭飼育崩壊問題の解決は、猫を助けるためでもあります。
でも、その飼い主さんへの支援の一助ともなりうるものなのです。

猫ボランティアを6年やってみて

わたしが、いま住んでいるところに引っ越してきて、もう9年が経ちます。
最初は猫の放し飼いが多いし、「子猫生まれたら川に流す、河原に埋める」なんて話も聞いていて、「なんて野蛮な地域なんだ」と腹立たしく思っていました。
それで、いまから6年ほど前に、同じ気持ちをもつある女性と一緒に、地域猫にかかわるボランティア団体を立ち上げました。

けれども、いまはどうでしょうか?

温泉街から足をひきずった猫はいなくなりました。
猫のエサが散乱している様子はほとんど見なくなりました。
春に子猫が走り回る姿を見なくなりました。(これ、ほほえましいようで実は無秩序繁殖なんですよ~!)
そして子猫が生まれたら流す、なんて話も聞かなくなりました。

わたしはいま、育児メインになっちゃってるので裏方ですが💦
気持ちを持ち寄って、出会った仲間が「千曲ねこの会」を継続してくれています。

ここに引っ越してきてから出会った人は9割、猫つながりと言っても過言ではありません。
そんなことを想いながら講演会を聞いていたら、運命というか出会いのすばらしさを感じました。

猫にかかわるボランティアをしていると、話通じない人とか、います^^;
腹が立つこともたっくさん!!!あります。

けれど、実際に不幸な猫たちが減っている様子を見たり、こういった講演会で獣医師さんの熱い話を聞き、お客様の熱い質疑応答を聞くと、猫への愛情ある友人たちに、冷静な頭脳と熱い心をもつ獣医先生に、感謝しかありません。

それに、意固地になっていた不適切な猫の飼育をしていた人から信頼を得て心を開いてくれたとき。それどころかボランティアとして活用をしてくれるようになったとき。
大げさでなく、「ああ、人っていいものだなあ」と、なんというか、心の機微に触れて感動することが多いんです。

そんなことを思いながら拝聴した、講演会でした。
熱い思いを直接聞ける講演会、いいものですね。

大きな戦力にはなれないけれど、こうやって家でのんびりできる猫がもっと増えるように。
不幸な猫が0になるように。

これからも猫ボランティア、細々とでも続けていきたいと改めて思いました。
いずれはうちの子にも、こういうボランティアがあるんだよってことを伝えて、興味もってもらえたらいいなあ、なんて。

新しい季節。
千曲ねこの会では新しいメンバー募集しているそうです。
詳細は千曲ねこの会のインスタをどうぞ。

本日もお読みいただきありがとうございました✨

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